メッシュ鉄コンテナの組み立て方~前面全開式コンテナ
メッシュコンテナやメッシュボックスとも呼ばれるメッシュタイプの鉄コンテナの組み立て方についてです。
最も一般的な、前面全開式のメッシュコンテナの組み立て方です。
折り畳んでいるメッシュ鉄コンテナの背面を立ち上げます。
この際、勢いよく立ち上げると鉄コンテナが後方にひっくり返ってしまうこともあるのでご注意ください。
折り畳んである前面をいったん前側に出します。
メッシュ鉄コンテナのサイズや仕様によって、この前面を中折れした状態で折り畳む場合、開いた状態で折り畳む場合があります。
写真に写っているメッシュ鉄コンテナは開いた状態で折り畳んでいます。
前面をいったン前側に出す際には、後工程で前面を再度持ち上げて固定するので、写真のように少し立てた状態にすると後で作業が楽です。
次に横面を開きます。ほとんどの前面全開式のメッシュ鉄コンテナは背面と横面がコイルで連結されています。
少し背面を斜めにした状態で横面を開くと開きやすいです。
前面を起こして、横面に固定します。
その際、横面のハンドルフックを写真のように前面に差し込みます。
横面のハンドルフックを前面に差し込んだら、前面についているハンドルをハンドルフックにさして固定します。
写真のコンテナではハンドルが両側上下に4か所ついているので、4か所とも同様に固定します。
以上で組み立て完了です。
メッシュ鉄コンテナの組み立て方法~両面全開式メッシュコンテナ
前後面両面が中折れし、各面が全開するタイプのメッシュ鉄コンテナの組み立て方法です。
このタイプの鉄コンテナのサイズは小型のサイズが多く、主にキャベツや白菜などで利用されます。
まず、組み立てする前にメッシュコンテナの各パネルに湾曲や溶接外れがないかをチェックします。
もし異常が発見された場合は、使用せず修理の依頼をしてください。
両面全開式メッシュ鉄コンテナの組立
異常がなければ鉄コンテナを平らな床に置きます。
スチール鉄コンテナの組み立て方法~各面分離式スチールコンテナ
各面それぞれが分離している組立式スチールコンテナの組み立て方法です。
組立式タイプのスチールコンテナは加工馬鈴薯や玉ねぎ集荷用に利用されることの多い鉄コンテナです。
このタイプの鉄コンテナは、ベース部分1枚・大枠(前後面)2枚・小枠(左右面)2枚の5枚のパネルで構成されます。
まず、組み立てする前に鉄コンテナを構成する各パネルの溶接個所に外れはないか、
曲がっている部材はないかチェックします。
もし溶接剥がれや部材の湾曲などが見つかった場合、修理をするかパネルの交換をしてください。
スチール鉄コンテナの組立
問題がなければ、鉄コンテナのベースパネルを平らな床に置きます。
大枠パネルを持ち、大枠の爪部分をベースの上部フラットバーに引っ掛けます。
この時、爪で引っ掛けますが傾いて倒れないように気を付けましょう。
最後に小枠下側のハンドルを回転しベース部分に固定します。
大枠の爪がベースにしっかり引っ掛かっているか?小枠のピンが大枠にしっかりはまっているか?
小枠のハンドルがしっかりベースにかかっているか?をチェックします。
スチール鉄コンテナの組み立て完成です。
各面分離式のスチール鉄コンテナの組み立て方法でした。
スチール鉄コンテナの組み立て方法~折畳式スチールコンテナ
折畳式スチール鉄コンテナの組立方法です。
亜鉛鋼板のスチール鉄コンテナは構造上各面が分離する仕様が一般的です。
その中でも一部折り畳み式のスチールコンテナがあります。
今回は折り畳み式のスチールコンテナの組立方法をご紹介します(簡単です)。
組立前にベースや各パネルの破損や湾曲がないか確認します。
折畳式スチールコンテナの組立
異常がなければ鉄コンテナを平らな床に置きます。
サイドパネルをゆっくり立ち上げます。
サイドパネルを立ち上げた後、前後パネルを1枚ずつ立ち上げます。
前後パネルを立ち上げたら、サイドパネルについているハンドルを回し前後パネルに差し込んで固定します。
中折れがある面はハンドルが2つ、中折れがない面はハンドルが1つ付いています。
中折れがある面は、まず下側のハンドルを固定し、その次に上側のハンドルを固定します。
ハンドルがしっかりと前後パネルに差し込まれていることを確認してください。
折畳式スチール鉄コンテナの組立方法でした。